令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

測量(2)

座長:瀬戸 心太(長崎大学)

[IV-34] UAVを用いた中小河川の河床形状計測

〇辻野 和彦1、奥村 彪永2、上山 沙好3 (1.福井工業高等専門学校、2.福井工業高等専門学校専攻科、3.(株)川上測量コンサルタント)

キーワード:無人航空機、空撮画像、河床形状、横断測量、屈折率

近年,無人飛行機(UAV)の測量分野への活用が積極的に行われている.この技術を河川測量に応用することができれば,横断測量の負担が軽減できる。しかし,水面は太陽光を反射だけでなく吸収するため,写真では暗く写る。また,流速が速い場所では流れが乱れ,河床が写真に写らない。そこで本研究の目的は,UAVを用いた河川の河床形状把握の限界を明らかにすることとした。光の屈折率を考慮した結果,平均誤差が5cm未満で河床形状の計測が可能であることが判った。

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