令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

プロジェクト評価

座長:奥嶋 政嗣(徳島大学)

[IV-71] 条件不利環境に対応したMaaSの社会実装に関する研究

〇赤木 大介1、神田 佑亮2 (1.広島大学大学院 先進理工系科学研究科、2.呉工業高等専門学校 環境都市工学分野)

キーワード:公共交通、MaaS(Mobility as a Service)、条件不利環境、過疎地域、GSM(Green Slow Mobility)

近年の我が国では,災害発生や過疎地の増加等の社会的問題が発生してきており,これら条件不利環境における「公共交通の運営」が課題となっている.また近年,様々な移動手段・サービスを合わせて1つのサービスとして捉える「MaaS」という概念が注目されている.この「MaaS」が,公共交通の課題解決に繋がると期待されているが,過疎地は,公共交通のサービス水準が低いこと,利用者が少ないこと等の点を考慮する必要がある.本研究では,過疎地に適したMaaSモデルの構築・実装を行い,利用者の意見によって評価を行った.本研究で実装したMaaSは,利用者からの評価が高く,今後の過疎地版MaaSの方向性を示すことができた.

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