Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

引張・圧縮/クリープ・収縮

Chair:Satoshi Komatsu

[V-59] Fundamental study on properties of drying shrinkagecharacteristics of concrete

〇kurumi kake1, Ryouichi Asizawa2, Toshiaki Mizobuchi1 (1.hosei university, 2.Kajima Corporation)

Keywords:drying shrinkage, moisture transfer, pore structure

収縮に伴うひび割れで頻度が多い乾燥収縮は,内部の水分が時間の経過とともに表面から逸散することにより生じる現象である.乾燥収縮は,同一構造物内でも場所によって異なり,収縮も一様ではない.これらをすべて考慮し,構造物中の収縮量を推定するには,コンクリート内の水分移動のメカニズムを明らかにする必要がある.

本研究では,湿度測定用供試体を作製し温度及び湿度計測を行い,データを基に湿気移動の同定解析による各係数の推定を行った.また,強度・ひずみの測定及び,比較のために長さ変化試験を実施した.さらに,各材齢でコア供試体を採取し、材齢と計測位置の違いによるコンクリート中の細孔構造の特性を明らかにした.

Please log in with your participant account.
» Participant Log In