令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

構造設計(1)

座長:村田 裕志(大成建設)

[V-199] 背割り式RCラーメン高架橋の線路方向解析モデルの簡略化に関する一考察

〇大野 又稔1、鈴木 雄大1、鈴木 裕隆1 (1.東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:背割り式RCラーメン高架橋、フレーム解析モデル、線路方向解析モデル、線形解析

鉄道高架橋の構造形式の一つとして,背割り式RCラーメン高架橋がある.背割り式RCラーメン高架橋は,隣接ラーメンと基礎を共有する構造であるため,設計においては隣接ラーメンの影響を適切に考慮する必要がある.背割り式RCラーメン高架橋の線路方向解析モデルとして,三連モデル(設計ラーメンと隣接ラーメンを全て一体でモデル化)があるが,設計ラーメンと隣接ラーメンの全ての部材の条件を入力する必要がある.本論文では,隣接ラーメンの構造諸元が設計ラーメンと異なる条件においても,三連モデルより簡易に設計可能なフレーム解析モデルを検討した.

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