構造設計(1)

[V-204] A Study On Load and Resistance Factor Design Of Shield Tunnel

〇Masatoshi Fukuma¹, Fukutaro Umebayashi¹, Nei Choh¹, Shinya Okamoto², Isa Masaaki² (1.Oriental Consultants, 2.Hanshin Expressway)

Keywords:Load and Resistance Factor Design, Limit state design, Shield tunnel, RC segment

阪神高速道路のシールドトンネルの横断面の設計は，トンネル標準示方書に基づいた許容応力度設計法を適
用している．一方，「トンネル標準示方書 シールド工法編(2016 年制定)」では，性能照査型の設計体系であ
る限界状態設計法が導入されている．また2017 年7 月の「橋，高架の道路等の技術基準」の改定に伴い，道
路橋の設計には部分係数設計法が導入され，性能照査型の設計法に移行している．そこで，本論は，許容応力
度法を適用したRC セグメントシールドトンネルの設計結果に対して，部分係数設計法を適用した照査を行い，
その結果を比較し，両設計結果の差異について考察を行ったものである．