[V-35] 福島第一原子力発電所港湾関係工事における石炭灰活用の取組(その4海上施工状況)
キーワード:石炭灰(原粉)、人工地盤材料、有効活用、福島第一原子力発電所、廃炉、港湾工事
東日本大震災後,福島第一原子力発電所5/6号機で発生した放射性物質を含む建屋内滞留水を一時貯留したメガフロートは,その役目を終え,港湾内に係留した状態にあった.このまま係留を継続した場合,メガフロートが津波漂流物となるリスクがあることから,対策工事を検討し,メガフロートを移設・着底,内部をモルタル充填することで安定させ,上部を港湾ヤードとして整備する港湾工事を実施中である.本稿では石炭灰(原粉)を有効活用した人工地盤材料(破砕材)を,メガフロートを着底させるマウンド(土台)や内部充填材として使用した施工状況について報告する.
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