令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強(材料)(4)

座長:古賀 裕久(土木研究所)

[V-136] アルミナセメント系モルタルの塩化物イオンの拡散に関する一考察

〇エラクネスワラン ヨガラジャ1、森永 祐加1、宮本 一輝2、安藤 雅将2、貫田 誠2、戸田 靖彦2 (1.北海道大学、2.宇部興産建材株式会社)

キーワード:塩害、断面修復材、電気泳動法、アルミナセメント、細孔構造

本研究では,アルミナセメントを含むモルタルを用いて塩化物イオンの浸透抑制効果のメカニズムを解明することを目的とし,電気泳動法による塩化物イオンの実効拡散係数とモルタルの細孔径分布の観点から検討を行った. 凝結促進剤無添加のアルミナセメント系モルタルはOPC系モルタルと比べて遮塩性が高まることが示された一方で,凝結促進剤を添加したアルミナセメント系モルタルは遮塩性が低くなることが示された.モルタルの遮塩性は10-100nmの範囲の細孔容積の減少に伴い高まることが示された.

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