令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

プレキャストコンクリート(3)/コンクリート製品

座長:本間 淳史(東日本高速道路)

[V-245] 中流動コンクリートを用いたプレキャストコンクリートの塩分環境下における耐凍害性に関する検討

〇大岡 和治1、水野 克基1、子田 康弘2、岩城 一郎2 (1.丸栄コンクリート工業、2.日本大学工学部)

キーワード:プレキャストコンクリート、耐凍害性、エントレインドエア

プレキャストコンクリートは、高耐久への配慮は乏しく、耐凍害性を確保するためには空気量を確実に残す必要があるものの、製造過程において型枠振動によるエントレインドエアの著しい逸散が認められる。本研究では,フライアッシュや高炉スラグ微粉末といった混和材を用い中流動コンクリートとすることで振動機の抑制を行い空気量を確実に残すことで高耐久なプレキャストコンクリートを製造する事を目的とした。その結果、耐凍害性に有効なエントレインドエアを硬化コンクリート中に残存させることで、耐凍害性を確保することが確認された。

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