[V-253] FRCCにおける収束型アラミド単繊維の抜出し挙動
キーワード:FRCC、アラミド繊維、抜出し挙動、引抜き試験、付着長
繊維補強セメント複合材料(FRCC)では,ひび割れ発生後に繊維がひび割れを架橋することで引張靭性能が向上する.本研究では,収束された太径のアラミド繊維を対象として,2種類の配向角の付け方を模擬した単繊維の引抜き実験を行い,両者における抜出し挙動の違いを検討した.実験の結果,配向角を有する試験体では,繊維の破断やマトリクスの剝離が見られた.また,配向角の有無やつけ方にかかわらず,付着長の増大に伴って最大引抜き荷重が大きくなる傾向が見られた.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン