令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

舗装一般(1)

座長:前島 拓(日本大学)

[V-302] 動的粘弾性測定による新規橋梁用改質アスファルトの性能発現メカニズムの解析

〇井上 雅也1、野口 健太郎1、瀬尾 彰1 (1.出光興産)

キーワード:改質グースアスファルト、橋梁、鋼床版、耐久性向上、施工性、粘弾性

国内の橋梁は高度成長期に建設され、供用後30~50年経過している。今後、供用50年を超える割合が50%以上に増加するため、維持修繕による長寿命化が喫緊の課題である。橋梁の老朽化対策及び寿命延長策として、床版上舗装の耐久性を向上させることは、補修期間の延長に加え床版劣化を抑制する効果が期待できる。特に鋼橋の長寿命化を図るため、グース混合物の耐流動性を向上させることが必要である。耐流動性を高めることを目的に、ポリマー改質材を用いた改質グースアスファルトを提案し、その性能について報告してきた。耐流動性を高めながら施工性を確保できる開発品の性能発現メカニズムについて、動的粘弾性測定を用いて解析した。

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