令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

短繊維補強コンクリート(材料)(2)

座長:小倉 大季(清水建設)

[V-259] 繊維混入率を2.5%とした繊維補強無孔性コンクリートの力学特性

〇柳田 龍平1、前島 充稀1、小亀 大佑2、安田 瑛紀2、河野 克哉2 (1.金沢大学、2.太平洋セメント)

キーワード:繊維補強コンクリート、引張軟化曲線、超高強度コンクリート

超高強度コンクリートは,土木構造物の長大化や高耐久化を可能にする材料であり,2015年には流込み成形が可能なコンクリートとして最大の圧縮強度を達成可能な鋼繊維補強無孔性コンクリート(PFC)が開発され,その力学特性に関する研究が進められている.PFCを異なる繊維で補強した場合やより大きな繊維混入率で補強した場合の力学特性が明らかとなることで,PFC部材の合理的な設計が可能となり,その構造利用可能性が高まると考えられるが,その破壊力学特性に関する詳細な検討は未だ限られている.そこで,鋼あるいはステンレス短繊維を2.5vol.%混入したPFCの力学特性を明らかにするため,各種材料試験を行った.

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