Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第V部門

短繊維補強コンクリート(材料)(2)

Chair:Hiroki Ogura

[V-260] Ultra-low Shrinkage and High-strength Fiber Reinforced Concrete that can greatly reduce the Unit Water Content

〇Wataru Sasaki1, Yousuke Onda1, Taku Matsuda1 (1.Sumitomo Mitsui Construction)

Keywords:ferro-nickel slag sand, short fiber, high-strength, autogenous shrinkage, fly ash

短繊維補強コンクリートは,短繊維をマトリクス中に分散させるために一定のペースト量を確保する必要がある.これは,流動性と材料分離抵抗性の確保のためには通常のプレーンコンクリートと比べて単位水量が大きくなる傾向にあることを意味し,収縮をはじめとする体積変化が大きくなる可能性につながると考えられる.そこで本稿では,超高強度コンクリートで実績のある複数の混和材とフェロニッケルスラグ細骨材を用いた収縮低減効果の確認を行なった.その結果,短繊維補強コンクリートであっても,一般的な材料を用いた場合と比べて流動性を確保または向上しながら,単位水量と自己収縮を著しく低減することが可能であることが分かった.

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