令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

製造・施工(2)/締固め

座長:橋本 紳一郎(千葉工業大学)

[V-279] 振動伝達材による壁上構造物の締固めの合理化に関する検討

〇山野 泰明1、柳井 修司1、芦澤 良一1、取違 剛1、横関 康祐2 (1.鹿島建設、2.東洋大学)

キーワード:締固め、振動加速度、振動伝達材

著者らは、あらかじめ設置した鋼材(振動伝達材)を棒状バイブレータで加振することでコンクリートの締固めが不十分な箇所を無くし、作業人員を削減できる技術を開発している。棒状バイブレータは気中で振動させると高熱を発するため、代替として型枠バイブレータ用いた。型枠バイブレータの振動伝達装置への適用性および設置方法が振動伝達材によるコンクリートの締固め性能に及ぼす影響について検討した。本検討により、型枠バイブレータを用いた振動伝達材による締固め性能は棒状バイブレータを用いたときと同等の性能を有すること、ロの字に振動伝達材を組んだ場合、型枠バイブレータを内側に設置することが合理的であることが示唆された。

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