[V-114] けい酸塩系表面含浸工法の改質効果がCl-侵入阻止性に与える検討
キーワード:けい酸塩系表面含浸材、ビッカース硬さ試験、改質深さ、Cl-浸透深さ
表面含浸工法の一種であるけい酸塩系表面含浸工法は、コンクリート中に含浸させることでコンクリート中に存在するCa(OH)2と反応し、C-S-Hゲルを生成することでコンクリートを緻密化させ劣化因子の侵入を阻止するものである。近年、けい酸塩系表面含浸材の改質深さを特定する技術として、ビッカース硬さ試験を用いる方法が提案されている。本研究ではビッカース硬さ試験で得られた硬さ増加割合とCl-侵入阻止性の関係について検討を行った。その結果として、W/Cの低いモルタルほど、けい酸塩系表面含浸工によるCl-侵入阻止性が高くなると考えられる。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン