Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

非破壊試験法(1)

Chair:Yuki Murakami

[V-372] A study on various factors for concrete thickness estimation by ultrasonic transverse wave tomography

〇akari kawase1, ohno kentaro1, atushi ueno1, kimitaka uzi1, noriyuki utagawa2, shinya kitagawa2 (1.tokyo metropolitan university, 2.SATO KOGYO)

Keywords:Nondestructive inspection, ultrasonic transverse wave tomography, estimation of concrete thickness

超音波横波トモグラフィ装置によるコンクリートの部材厚推定を検討した.本装置の適用条件が不明確であるため,厚さの異なる5体のコンクリート供試体および1体の鋼製供試体に本装置を適用した.実験は,2つの項目について検討した.まず,供試体端部からの距離が測定結果に及ぼす影響について検討し,鋼製供試体の結果から端部から50mmまでの距離において版厚推定結果が低下することが確認された.次に,鉄筋径と鉄筋間隔および鉄筋に対する装置の据え付け方向の検討を行い,鉄筋に対して45度や平行に装置を据えた場合に版厚推定精度が低下し,鉄筋に対して垂直に装置を据えることで精度の高い版厚推定が実施できる可能性が示唆された.

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