令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

非破壊試験法(1)

座長:村上 祐貴(長岡工業高等専門学校)

[V-376] 鉄筋腐食により劣化したコンクリート部材における接触時間および反発速度比の測定結果

〇片岡 繁人1、岩野 聡史1、内田 慎哉2、藤井 壮太2、伊藤 始2 (1.リック、2.富山県立大学)

キーワード:非破壊試験、コンクリート、鉄筋腐食、劣化評価、接触時間、反発速度比

筆者らは,コンクリート表面を質量18gのハンマで打撃し,ハンマに内蔵した加速度計で得られる打撃波形から,コンクリートの品質を評価する方法について研究を行っている。これまでの研究では,測定される打撃波形から算出される接触時間及び反発速度比を利用した評価方法について検討を行い,いずれもコンクリートの品質の変化を反映することが確認されている。今回は,コンクリートの劣化機構の一つである塩害を想定して実験を行った。実験では,電食試験により劣化させた鉄筋コンクリート試験体を利用した。接触時間と反発速度比を測定し,劣化の程度が異なる状況での測定結果を比較した。

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