[V-547] 暴露実験したコンクリート供試体の塩分浸透性能に与える水分逸散抑制の期間の影響
キーワード:湿潤養生、水分逸散抑制、養生期間、塩化物イオン拡散係数、暴露試験
コンクリートは入念な湿潤養生を行うことで,表層のコンクリート組織が緻密化し,塩化物イオンに対する拡散係数を低減して,塩害に対する抵抗性が向上することが確認されている.しかし,コンクリート標準示方書[設計編]では,拡散係数は水セメント比のみで決定され,養生の影響など施工上の工夫は直接的に反映されていない.そこで,本論文では,水分逸散抑制による湿潤養生の期間を要因として作製したコンクリート供試体を飛来塩分環境下に約3.5年間暴露し,湿潤養生の期間がコンクリートの塩化物イオンの侵入に対する抵抗性に与える影響を定量的に評価した.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン