Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第V部門

フレッシュコンクリート

Chair:Manabu Hashimoto

[V-427] Study of a concrete slump change with time

〇Hiroki Aiura1, Takeshi Ootomo1 (1.Taisei Corporation)

Keywords: Cast-in-place concrete, slump, change with time

本稿は,実際の工事で行ったコンクリートのスランプ経時変化の確認結果を基に,場所打ちコンクリートのスランプ保持性能の要因について考察するものである.
 ①粉体・細骨材・粗骨材の分量バランス,②混和剤のタイプ・使用量,③設計スランプ値,④コンクリート温度 とスランプ経時ロスとの相関性を確認し,粉体・骨材の分量バランスが重要な要因の一つであることを示した上で,普通コンクリートにつき,スランプ経時ロスが小さくなる傾向を示す粉体・骨材バランスの範囲を推定した.
 また,アジテート状態でのスランプ経時ロスは①~④のいずれとも相関性が低く,荷卸し時のスランプからのスランプ保持性能の評価が困難であることを示した.

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