令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

耐震補強(2)/耐震

座長:松本 浩嗣(北海道大学)

[V-602] 柱と梁の断面高さが等しいT形柱梁接合部の損傷形態および解析による評価の検討

〇西村 脩平1、中田 裕喜1、渡辺 健1、田所 敏弥1、安保 知紀2 (1.鉄道総合技術研究所、2.鉄建建設)

キーワード:RCラーメン高架橋、T形柱梁接合部、正負水平交番載荷実験、三次元非線形有限要素解析

鉄道RCラーメン高架橋の柱梁接合部は,設計では剛域として設定され,照査は省略されている.しかし,柱や梁の諸元によっては,接合部が相対的に弱点箇所となり,損傷する可能性がある.本研究では,柱と梁の断面高さが等しいT形柱梁接合部を模擬した試験体の正負水平交番載荷実験を行い,T形柱梁接合部の損傷過程に関する検討を行った.また,三次元非線形有限要素解析を実施し,材料の損傷指標と限界値によるT形柱梁接合部の損傷過程の評価の妥当性に関する検討を行った.

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