令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

せん断・ねじり/破壊力学

座長:高橋 良輔(秋田大学)

[V-648] 超高強度コンクリートの爆裂破壊の予知に関する研究

〇殿廣 泰史1、加藤 直樹1、加藤 清志2 (1.浅野工学専門学校、2.防衛大学校)

キーワード:超高強度コンクリート、爆裂破壊、先行予知、臨界応力度、流動応力度、動ひずみ特性

近年,100 N/mm2以上の高強度コンクリートに大きな関心がもたれ,特殊な混和材(剤)との併用により比較的容易に製造可能となっており,コンクリート技術の革命といえる。かくして,構造材の高強度・高耐久化が可能となっているが,一つの大きな弱点としては,終局耐力が先駆現象なしに爆裂 (Bursting) する点にある。普通コンクリートには流動応力点 (Flow stress) が耐力点の約5%早期に発生する。高強度の場合には主筋およびフープ筋による格子効果にもかかわらずデブリの飛散が高速度カメラで確認されている。施工法的にはポリプロピレン (Polypropylene) 繊維の使用は有効である。

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