令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

非破壊試験法(3)

座長:大野 健太郎(首都大学東京)

[V-389] 二電極法によるガード対極を用いた鉄筋の分極抵抗の推定に関する基礎的研究

〇南浦 七海1、渡邊 雅大2、寺澤 広基2、服部 晋一2、鎌田 敏郎2 (1.大阪大学工学部、2.大阪大学大学院工学研究科)

キーワード:二電極法、分極抵抗、ガード対極、非破壊検査

現在,二電極法を用いた分極抵抗の推定手法が報告されているが,かぶりが大きい場合など,鉄筋に電流が流れにくい条件においては分極抵抗の推定が難しいという課題がある.そこで本研究では,そのような条件における分極抵抗の推定を目的とし,主対極から鉄筋に流れる電流量をより大きくするために,二電極法にガード対極を取り入れた検討を行った.具体的には,3次元有限要素法による電場解析,およびモルタル供試体を対象とした実験を行った.その結果,ガード対極を用いた二電極法により,かぶりが大きい条件においても,分極抵抗を推定できる可能性が示唆された.

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