令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

非破壊試験法(3)

座長:大野 健太郎(首都大学東京)

[V-393] 機械学習を援用したコンクリート内鉄筋の腐食判別の試み

〇辻 洸人1、鈴木 啓悟1、平田 楓1 (1.福井大学)

キーワード:機械学習、超音波探傷、サポートベクターマシン、鉄筋腐食、非破壊検査

鉄筋コンクリート内鉄筋の健全性を把握するため,超音波探傷に機械学習を援用することで判別を試みた.

教師データとして異形鉄筋が使用されているRC試験体1を用いる.異形鉄筋が使用されているRC試験体2,丸鋼が使用されているRC試験体3を用意し,試験体2,3には電食試験を実施し鉄筋の腐食を進行させ,2日おきに探傷したデータをテストデータとして用いる.結果として異形鉄筋のテストデータは腐食層が形成されていることが示唆され,丸鋼のテストデータでは判定が困難な状況が続いていると判断した.鉄筋の形状の違いにより,鉄筋からの反射波が異なる可能性があることが示唆された.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン