[V-185] X線CT法を用いた拘束下のASR反応性骨材を用いた供試体内部の基礎検討
キーワード:ASR、コンクリート、拘束、X 線 CT、非破壊試験、画像相関法
本研究では,X 線 Computed Tomography(CT)装置を用いた手法 により,拘束条件の違いがASRによる供試体内部の変化に及ぼす影響について定期的に把握した.
超音波伝播速度は,拘束前との差は見られない.拘束後は,軸拘束を行った場合に 30 日に速度が低下したが,その後,拘束の有無に関わらず,保存日数の経過による速度 の変化はなかった.
円柱供試体内部における初期の ASR 劣化において,無拘束では側面近くで多数のひび割れとともに垂直・ 水平方向ともに膨張ひずみが計測されるが,横拘束では拘束や摩擦で膨張が妨げられ,ひび割れも膨張ひずみ も見られなかった.
超音波伝播速度は,拘束前との差は見られない.拘束後は,軸拘束を行った場合に 30 日に速度が低下したが,その後,拘束の有無に関わらず,保存日数の経過による速度 の変化はなかった.
円柱供試体内部における初期の ASR 劣化において,無拘束では側面近くで多数のひび割れとともに垂直・ 水平方向ともに膨張ひずみが計測されるが,横拘束では拘束や摩擦で膨張が妨げられ,ひび割れも膨張ひずみ も見られなかった.
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