令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

凍害(2)

座長:吉田 行(土木研究所)

[V-565] 砕砂の微粒分量と硬化体中の気泡組織の関係に関する考察

〇椎名 貴快1、跡部 芳昭1、 高橋 彗1、小山田 哲也2、羽原 俊祐2 (1.西松建設、2.岩手大学)

キーワード:スケーリング、砕砂、微粒分量、ブリーディング、気泡間隔係数、気泡径分布

コンクリートの凍害(スケーリング劣化)対策として,室内試験でのスケーリング量が0.5kg/m2以下(50サイクル)を満足するように空気量7.0%のコンクリート配合を選定した.しかし,生コン工場での製造時期によってスケーリング試験の結果にバラツキが現れ,その原因として,細骨材(砕砂)中の微粒分量の変動による影響が疑われた.そこで近年,スケーリング劣化との関連が指摘されている硬化体中の気泡組織に着目して,砕砂の微粒分量と気泡間隔係数,気泡径分布との関係について,モルタル試験で確認した.

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