令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

構造物調査・診断(1)

座長:三木 朋広

[V-653] 実構造物の表面塩化物量から鉄筋位置塩化物量推定手法の提案

〇三浦 博史1、植戸 健司1、山内 健利1、坂東 誉浩2 (1.西日本高速道路エンジニアリング中国株式会社、2.西日本高速道路株式会社)

キーワード:初期塩化物量、塩化物総量規制、表面塩化物量、鉄筋位置塩化物量

NEXCO西日本中国支社管内の高速道路では,橋梁などのコンクリート構造物の維持管理計画を策定するため,健全度評価・診断の精度向上を図ることを目的として,塩化物イオン濃度調査を実施しており,これらの調査結果を基に塩分の浸透予測をすることにより,表面塩化物イオン含有量,初期塩化物イオン含有量,鉄筋位置塩化物イオン含有量を推定している。本報告は,それらの膨大な試験結果を解析することにより,実構造物における塩化物イオン含有量の傾向性を確認するとともに,表面塩化物量から鉄筋位置塩化物量を推定することによって,効率的な調査手法を提案するものである。

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