高流動コンクリート(2)／混和剤

[V-442] Prevention of air-bubbles from remaining on the hardened surface of self-compacting concrete by inhibiting reduction in air volume at fresh stage

〇Riku Furutake¹, Masahiro Ouchi¹ (1.Graduate School of Kochi University of Technology)

Keywords:self-compacting concrete, surface bubbles, viscosity agent, entrained air, adhesive force

気泡の移動・浮上を抑制することにより表面気泡の発生防止につながることを，自己充填コンクリートを想定したモルタル試験により検証した。時間の経過によるフレッシュモルタルの空気減少量とモルタル硬化表面の表面気泡との関係を調べた結果，水セメント比が同一かつ増粘剤を使用していなければ，練上がりから2時間後までの空気減少量と，表面気泡の径が500μｍ以上の気泡面積の合計との間には相関が見られた。しかし，水セメント比を低くしたものや，増粘剤を添加したものは，時間経過による空気減少量に拘らず表面気泡が発生しなかった。型枠との粘着力が高くなったことが，空気量減少に拘らず表面気泡を発生させなかった可能性を得た。