令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

水中コンクリート/軽量コンクリート(材料)/特殊コンクリート

座長:梁 俊(大成建設)

[V-448] 水中不分離性コンクリートの低温環境下における強度発現性に関する検討

〇岸田 哲哉1、中村 真人2、取違 剛2、山野 泰明2、大野 俊夫1 (1.日本海上工事、2.鹿島建設)

キーワード:水中不分離性コンクリート、低温、凝結

水中不分離性コンクリートが使われる河川工事においては,施工時期が渇水期である冬期になることが多い.そのため品質管理においては,作製した供試体を脱型し,水中養生するまでの間で現場の低温環境下に曝されることがある.ここで,水中不分離性コンクリートの凝結は普通コンクリートに比べて遅いため,脱型までの低温の影響を受ける期間が打込みから3日程度になる場合が散見される.しかしながら,材齢初期において低温環境下に曝された水中不分離性コンクリートの強度発現性については知見が少ない.本検討では,初期の養生温度が水中不分離性コンクリートの強度発現性に与える影響を確認したので,その結果について報告する.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン