令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強(材料)(2)

座長:江口 康平(土木研究所)

[V-123] UHPFRCが敷設された橋梁床版の施工継目の閉塞に適したプライマーの検討

〇牧田 通1、渡邊 有寿2、光山 恵生2、向 俊成2、加藤 健太1 (1.中日本高速道路株式会社、2.鹿島建設株式会社)

キーワード:UHPFRC、道路橋床版、打替え・補強、施工継目、床版防水プライマー、浸透・閉塞

橋梁の床版上面にUHPFRCが現場打ちされた場合、施工継目からの水の浸入と輪荷重の作用によってUHPFRCがはく離する可能性があり,施工継目の確実な閉塞が必要である。マルチレイヤープロテクションの観点でUHPFRCの上面には床版防水工を施工する計画であり、防水材と相性の確認されたプライマーにより継目を閉塞することができれば、耐久性の確保と現場作業の効率化を達成できる。そこで、既存の床版防水工のプライマーの浸透性能および閉塞性能を評価するために基礎的な検討を行った。その結果、ひび割れ浸透性を有するアクリル系とビニルエステル系のプライマーが適切な浸透性能および閉塞性能を有することが分かった。

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