令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(7)

座長:村上 初央(西松建設㈱)

[VI-956] 到達部における凍土内のシールド機再掘進の施工報告

〇江幡 啓紀1、佐藤 研史1、星野 壮一1、山田 力三2 (1.清水建設株式会社、2.大阪府寝屋川水系改修工営所)

キーワード:凍結工法、再掘進、シールド工法

本工事は,大阪府で進められている寝屋川流域の浸水被害軽減を目的とした地下河川事業のうち,松生立坑~鶴見立坑間を結ぶ守口調節池を築造するものである.このうち守口立坑~鶴見立坑間の南行シールドの到達防護は高圧噴射撹拌工法の適用が困難ことから,地山の自立と止水性確保を目的とし凍結工法を採用した.また,シールド機は前胴部を到達立坑内に貫入させる必要があり,鏡切後に凍土内で所定の位置までシールド機を前進させる「再掘進」を行った.本稿では,南行シールド到達部の施工計画と結果について報告する.

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