令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(8)

座長:谷田 友里恵(清水建設㈱)

[VI-965] 海底シールドトンネル海上立坑への水中到達施工について

〇山田 健明1、斧 申二1、西澤 亮総2、田中 友博3 (1.清水建設株式会社、2.三菱日立パワーシステムズ株式会社、3.石油資源開発株式会社 兼 福島ガス発電株式会社)

キーワード:海底下シールドトンネル、水中到達、チューブ式パッキン

当工事は,福島天然ガス発電所建設工事のうち,相馬港4号埠頭の発進立坑から北防波堤外側の到達立坑までの,海底下の放水路トンネルを築造するものである.本トンネルは,泥水式シールド工法(セグメント外径φ4.6m,内径φ4.0m)で海底を延長L=1,371.3m掘削した.到達立坑は海上に設置された立坑であり,到達立坑部の地盤条件,海洋汚染の懸念および海上から施工が難しいなどの理由により、止水対策としての地盤改良を実施しなかった。地盤改良以外での到達部出水対策として,到達立坑内に水を張り水中到達を行った.本稿では,シールド到達部における施工について報告する.

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