シールドトンネル(8)

[VI-967] Technical countermeasures of starting deep shield tunnel excavation under high water pressure and soft ground distributed at upper layer

〇Yukihisa Miyaguchi¹, Tomoya Iijima¹, Kouhei Aoki¹, Ryotaro Nakamura¹ (1.TAISEI CORPORATION)

Keywords:Departing of shield, Deep shield tunnel, high water pressure, Shield Earth Retaining Wall System, lost circulation, down grade

本工事では，インフラ整備および安定性向上を図る事業の一環として，茨城県北東部を流下し，一級河川である那珂川の河床下を横断するシールドトンネルを構築した．シールド路線は，沖積層が特に厚く分布しており，完成後のインフラ設備およびシールドトンネルの安定性，施工時の安全性を考慮し，大深度下でのシールドトンネル構築が必要となった．大深度・高水圧・軟弱地盤を抱えた土質条件下において安全で確実なシールド発進を実現させるため，いくつもの技術的課題を解決する必要があった．技術的課題への対応策を講じた結果，大深度・高水圧・軟弱地盤を抱える厳しい条件下からシールド機を円滑に発進することができた．