施工計画(5)

[VI-1058] Adoption of precast frame and concrete crack control in small-scale urban civil engineering work

〇KOICHI KUDO¹, SHUHEI YAMADA², KAZUHIRO HIRAO², TSUNEKI HARADA¹, YOSHIHIRO HAGIWARA¹ (1.KAJIMA CORPORATION, 2.Mitsui Fudosan Co., Ltd.)

Keywords:Urban civil engineering, Precast, Expansive concrete, Casting slit concrete, Thermal stress analysis

本工事は東京都中央区日本橋室町三丁目地区再開発商業ビルと東京地下鉄駅構造物およびＪＲ新日本橋駅から，地下で直接アクセスするための地下連絡通路を構築するものである．本事業は延長約120mの地下歩道を一括で構築するものであったが，工事の難度の高さから工区が4分割され発注され，本工事工区は，交通量が非常に多い国道4号線と区道の交差点直下に位置することや，工事の調整から着工が1年以上遅れていたが，当事業の最上位要求事項は，2020年夏に控えるオリンピック・パラリンピックまでの地下歩道全線開業であったことから，当初設計の在来工法RC構造から，プレキャスト複合構造への転換を図り工期短縮を実現した．