情報化施工(4)

[VI-1104] 次世代高速通信技術５Ｇを用いた重機の遠隔操縦

〇上條 宏明¹、陣内 英二¹、岩下 正剛¹、岡本 邦宏¹、古屋 弘¹、永江 敦² (1.株式会社大林組、2.大阪府安威川ダム建設事務所)

キーワード：次世代高速通信技術5G、遠隔操縦、超高速、低遅延、スカイジャスター、音声操縦

少子高齢化に伴い建設分野の技能労働者不足が深刻化している．また地震，豪雨，台風等による大規模自然災害が各地で多発しており，熟練オペレータの確保や効率的運用が求められている．これらの問題を解決する手法の一つが，無線による重機の遠隔操縦である．しかし，既存の通信技術では遠隔操縦に必要となる大容量のデータを遅延無く送受信することは非常に難しい．よって超高速，多数接続，また超低遅延といった特徴を持つ次世代通信技術5G（以降5G）に着目し，重機の遠隔操縦実証実験を行った．