[VI-201] 橋脚における部分パイプクーリングのひび割れ抑制効果の確認
キーワード:パイプクーリング、温度ひび割れ、三次元FEM温度応力解析、温度計測
新潟県長岡市に新設された橋脚は,幅11m,厚さ5mの壁状構造物となっており,部材中央で外部拘束による温度ひび割れの発生が懸念された.そのためひび割れ対策として,“部分パイプクーリング(Localized Pipe Cooling,以下LPクーリング)”を適用した.LPクーリングは,引張応力の集中する部分のみを短期間クーリングする工法である.LPクーリングを実施することにより最小ひび割れ指数が0.31~0.40改善することが確認できた.また,現場適用においてもひび割れ抑制効果を得られたとが確認できた.また,ひび割れ調査の結果,外部拘束による有害な温度ひび割れの発生は確認されなかった.
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