令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

CIM(2)

座長:後閑 淳司(鹿島建設)

[VI-248] 山岳トンネルCIM 総合管理システムの開発と現場適用事例

〇原 久純1、諏訪 至1、川口 幸治1、小野 利昭1 (1.西松建設株式会社)

キーワード:CIM、山岳トンネル、地質・変位予測、3次元地質モデル

山岳トンネルにおけるCIMは,地質情報を基に詳細な3次元地質モデルを作成し,その地質断面図を用いた断層や地質変化点等の予測とともに,削孔検層等の前方探査及び既掘削区間の施工情報を見直すことで前方地質の予測に活用している.一方で,得られた削孔データ等を基に,切羽前方や周辺地山の地質や変位をより高精度に予測・解析するシステムとは独立した運用に留まっている. 当社は,独自開発した前方探査及び数値解析結果を3次元モデルで一元管理し,簡便な操作により高精度な地質・変位予測結果を共有可能な「山岳トンネルCIM総合管理システム」を開発した.これにより,施工における地質や変位予測の更なる精度向上が可能である.

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