[VI-397] センサデータを活用した地方公共団体のための道路施設維持管理手法の提案
キーワード:Z軸加速度標準偏差、MCI、道路施設維持管理、路面評価、GPS、モーションセンサ
地方公共団体の道路管理者にとって,近年の公共事業費や職員数の削減,組織統合による現場までの距離の遠隔化および管理すべき施設の増加という社会環境の中で,効率的な道路施設の維持管理が求められている.筆者らはこれまで,車載可能な汎用性のあるビデオカメラ,マイクおよびGPS付3次元モーションセンサ(以下,センサ)により取得できるデータを活用して,舗装路面の客観的評価,要対策箇所の抽出を安価で簡易に実施できる手法を提案している.本稿では,特に予算規模の小さい市町村の道路管理者が効率的に道路施設の維持管理を行う手法の提案として、実際に道路Data Baseを作成し、その活用方法の事例紹介を行うものである.
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