令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

港湾・海洋・河川構造物(1)

座長:中村 広規(大成建設)

[VI-62] 第一海堡における護岸変状連鎖の推定

〇内藤 輝1、佐野 慎哉1、本間 靖明1、野口 孝俊2 (1.ポートコンサルタント株式会社、2.国土交通省関東地方整備局)

キーワード:第一海堡、護岸の変状、変状連鎖、斜面崩壊

第一海堡は,1881(明治14)年に着工,1890(明治23)年に竣工した人工島で,建設後約130年が経過している。島内には明治初期の煉瓦・コンクリート・鋼材・アスファルト等が残存しており,土木史的にも貴重な遺産の場となっている。ところが,近年,南側の護岸の変状が進行しており,一部の構造物が崩落している状況になっている。本報告では,2019(令和元)年に行った現地調査をもとに,この護岸変状の特徴を整理して,これらの変状現象のメカニズムを推定するものである。本調査は,東京湾口航路事務所が第一海堡所有者の上陸許可を受けて行ったものである。

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