[VI-105] Report on concrete precooling at Kabakawa Dam
Keywords:Hot weather concrete, Precooling, Dam, Temperature stress, Chiller, Cold air cooling
ダム施工工事において夜間の作業時間規制が設けられることがある。そのうちの1つである椛川ダムでは暑中期において日中の外気温が35℃近くまで上昇した環境下で打設することになり、コンクリート温度が高いことによる温度応力に起因したひび割れの発生が懸念された。このため、コンクリート温度の上昇を制御した暑中コンクリート対策としてプレクーリングを実施した。その結果、外気温が35℃近くまで上昇し、打設量も最盛期を迎えていたにも関わらず、プレクーリングにより材料温度を制御したことにより、コンクリート温度の最大は練上り温度21.9℃、打込み温度22.9℃となり目標温度を満足することができた。
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