Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第VI部門

ダム(3)

Chair:Jun Tomimori

[VI-107] Development of the new Pre-cooling Technology for Fine Aggregate by Chilled Air with Vibratory Screen

〇Sasaki Keiji1, Katsuhiro Uekou1, Yuji Kanemoto1, Noboru Okada1, Koji Toyoba1, Masato Nakashima2 (1.Obayashi Corporation, 2.Osaka Prefectural Government)

Keywords:Mass Concrete, Fine Aggregate, Pre-cooling, Vibration and Chilled Air Cooling, Thermal Crack

コンクリートダムの温度ひび割れ対策の一つとして材料のプレクーリングがあり、一般的には練り混ぜ水や粗骨材に対して実施されているが、細骨材は通気性が悪く表面水の管理も重要であるため一般的になっていない。しかし、近年の気温上昇にともない、既往技術だけではコンクリート打込み温度25℃以下を夏期に常時確保することが難しくなってきている。さらに、ダム再開発事業の一つである既設コンクリートダムの嵩上げ工事では、新たな打設コンクリートが基礎岩盤だけでなく既設堤体からも拘束を受けるため、より高い温度ひび割れ対策が求められる。

ここでは、上記背景を踏まえて新たに開発した細骨材の振動冷風冷却技術について報告する。

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