令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地下構造物(3)

座長:今西 秀公(前田建設工業株式会社)

[VI-177] 施工速度向上を目指したエレメント施工法の開発(その1)~施工方法と刃口の設計~

〇加藤 佑基1、森山 智明1、大塚 隆人1、西村 知晃2、山田 宣彦2、桑原 清3、益田 彰久3 (1.東日本旅客鉄道株式会社 東北工事事務所、2.鉄建建設、3.ジェイテック)

キーワード:HEP&JES工法、施工速度向上、FEM解析

線路下に非開削で構造物を構築する工事は,夜間線路閉鎖時間での施工となることがあるため,工期の長期化とコストアップが課題であった.そこで施工速度向上を目指し新たなエレメント施工法の開発を行った.開発した工法は先行刃口と後行刃口をPC鋼棒で接続し,先行エレメントを反力にジャッキを用いて後行エレメントのけん引を行う.これにより複数のエレメントの同時施工が可能となった.開発にあたり,複数のエレメントを同時に地盤に挿入することによる地表面への影響や,新たなけん引機構による局部応力の検討を行い,その結果,刃口同士を2~4m離して施工すること,ジャッキ定着部には適切な補強材が必要であることを確認した.

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