[VI-180] 既設擁壁を含む特殊な土留形状におけるR&C工法の施工
キーワード:R&C工法、営業線軌道直下、土留特殊形状、擁壁撤去、薬液注入工
本工事は,県道拡幅事業に伴い,営業線軌道直下にアンダーパスとなる2径間ボックスカルバート(W14.1m×H7.2m×L10.5m)を非開削工法のR&C工法で新設するものである.本工事では,函体横断区間となる軌道下の土留として既設擁壁が存在したため,時間等の制約のある中,これを安全かつ効率的に撤去することが求められた.箱形ルーフ推進においては,コアボーリングにより撤去箇所を事前に縁切りし,制限時間内に効率的な撤去を行うことができた.また,函体推進においては,施工手順の確認により切羽崩壊等の問題を早期に抽出し,薬液注入工等の対策を講じることで,軌道変状や切羽の崩壊等なく施工を完了することができた.
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