令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地下構造物(3)

座長:今西 秀公(前田建設工業株式会社)

[VI-181] 地盤切削機構を有する小断面ボックス推進工法の施工事例

〇高山 真揮1、加藤 祐一1、高橋 亮1、本田 諭1 (1.JR東日本)

キーワード:非開削工法、線路下横断、小断面ボックスカルバート、函体推進

非開削工法による小断面ボックスカルバートの構築において,従来の鋼板挿入・函体けん引タイプ(以下,従来工法.)の課題を改良した,鋼板省略・函体掘進タイプ(以下,本工法.)を,線路下を横断する水路の新設工事に初めて適用した.従来工法は,地盤切削ワイヤで地盤を切削しながら鋼板を先行挿入しボックスカルバート全周の防護を行う工法である.今回,新工法において鋼板挿入を省略し,地盤切削ワイヤによる支障物切削機構を刃口内に設置する改良を行った.実施工に適用した結果,軌道への影響を抑え安全に函体掘進が行えることを確認し,函体出来形も所定の管理値内で施工できた.

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