令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

CIM(3)

座長:佐藤 靖彦(西松建設)

[VI-256] 鋼橋架設工事における遠隔検査の試行

〇瀬戸川 敦1、影石 真一1、井上 圭史1、西条 健太1 (1.株式会社IHIインフラシステム)

キーワード:遠隔検査、生産性向上、鋼橋、ウェアラブルカメラ

建設現場の会検査・確認には検査に要する時間よりも移動時間が長く、また日程調整に時間を要している。ている。遠隔検査により移動時間がなくなることで、日程調整の容易化と発注者の拘束時間の削減が期待される。鋼橋架設現場に於いて遠隔検査により享受できる効果を検証するため、発注者の協力のもと高力ボルト予備試験を対象に試行を行った。検証の結果、移動時間が無くなる以上に効果は大きく、日程調整も容易になるなど、受発注者双方にメリットがあった。また、適用対象については、出来栄えの検査には難しいが、大半の出来形の検査・確認に適用可能であることが明らかになった。

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