[VI-372] 腐食により抜き上げ困難となった犬くぎの撤去法
キーワード:腐食した犬くぎ、抜けない犬くぎ、レール製の治具、スパイキプーラー
地下鉄の車両基地では、車両洗浄機付近に敷設された分岐器は洗浄水の影響を受け、ほとんどの犬くぎの頭部が腐食により損失しており、バールのかかりを無くしているため抜き上げることが困難となっていた。抜き上げが困難な場合を想定してあらかじめ考案していた複数の撤去方法は、試行の結果実践不可能であったため、端尺レールを用いて新たに製作した治具で抜き上げる方法を試行した。今回製作した治具と従来から用いていた抜き上げ器(豚足)との組み合わせで、安全性・施工効率ともに問題なく全ての犬くぎを抜き上げることができ、分岐器の材料交換を無事完了し鉄道の安全輸送に貢献した。
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