令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(4)

座長:河邉 信之(安藤・間)

[VI-31] 国道及び河川と小土被りで交差するトンネルの施工について

〇田尾 有希1、諏訪 至1 (1.西松建設)

キーワード:小土被り、長尺先受け工、減水・止水対策

本工事は北海道新幹線の新函館北斗駅~新八雲駅にある全長32,675mの渡島トンネルの内,台場山工区のトンネル本坑3,500mおよび斜坑447.9mを施工する工事であり,国道227号および大野川と小土被りで交差する.国道の直下を交差して通過する土被りは2D以下であり,道路荷重に対しては鋼管で抵抗できるようAGFを行った.河川の直下において河川水の流入は切羽の不安定化を招き,崩落という大事故に繋がるため,地下水位は下げ,直上河川水の流入は止めるよう施工を行った.河川影響範囲において,クラックを伴う変位増大が確認されたが,追加対策工を行うことで変形は収束し現在は安定した状態である.

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