令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

港湾・海洋・河川構造物(2)

座長:内田 加苗(清水建設)

[VI-74] 水門工事における大型プレキャストカーテンウォールの施工について

〇小穴 信太郎1 (1.西松建設)

キーワード:プレキャストカーテンウォール、マッチキャスト工法、ロングライン方式、横移動

水門において、津波時及び高潮時にゲートと一体となって堤防の効果を果たすカーテンウォールは一般的に現場打ち施工である。しかし本構造物は施工の効率化・品質確保・断面形状の縮小等からプレキャストセグメント構造が採用されていた。そのため、製品の出来形精度を確保するため、マッチキャスト工法のロングライン方式で製造で行うことで架設完了時の出来形を満足する事ができた。またセグメントが大型であり、架設時に堰柱張出し部に干渉してしまったが、運搬から架設までの詳細な施工方法の検討を行い横移動装置等を使用する事で施工を行うことが出来た。

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