令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地盤改良(2)

座長:浦野 和彦(安藤・間)

[VI-151] 中層混合施工時に発生した盛り上がり土の有効利用事例

〇豊嶋 宏幸1、佐々木 徹1、中徳 基哉2、菅原 千尋2 (1.株式会社大林組、2.東日本高速道路株式会社)

キーワード:地盤改良、軟弱地盤、発生土

中層混合処理工の施工時に発生する盛り上がり土は、費用をかけて残土処理、あるいは産業廃棄物として処理してきた。本工事では、盛土外周に工事用道路が計画されていたが、改良地盤上に砕石を20cm敷き均し、5cmの舗装を施した構造であったが、盛り上がり土の強度が小さく、工事用車両の走行時の安定が確保できなかった。そこで、施工時に発生する盛り上がり土に固化材を添加し、強度改善を図って、工事用道路の路床材料として有効利用した。その結果、コストダウン、環境への負荷が低減できるとともに、工事用道路としての機能を確保した。

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