令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(1)

座長:小林 寿子(東日本旅客鉄道)

[VI-189] 新幹線用仮設線路防護柵の施工性試験

〇明見 正雄1、栗林 健一1、秋山 保行1、阿部 光三1、神山 真樹1、松尾 伸二1 (1.JR東日本)

キーワード:施工の効率化、仮設線路防護柵、施工性試験

新幹線の防音壁などの工事は,列車運行しない時間帯に行っているため,数時間の間合で夜間作業となり施工の効率化や作業環境の向上が望まれている.また,今後労働人口が減少する一方,構造物の経年劣化による補修工事は増えており,施工の効率化について抜本的な改善が必要である.
改善方法の一つに列車運行時間帯に施工ができれば作業時間が確保でき大きな効率化が見込まれる.建築限界と作業スペースを区切り,簡易に仮設可能で列車通過風圧に耐えられることなどが求められる仮設線路防護柵の開発を行った. 本研究では新幹線用仮設線路防護柵について,実際に近い環境である保守基地線で仮設し,使用性や課題について検討した.

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