令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(1)

座長:及川 祐也(鉄道総合技術研究所)

[VI-221] 乗移り時の損傷抑制を目的としたトングレール形状検討と列車走行シミュレーションによる評価

〇髙橋 浩市朗1、渡邊 真一1、新井 逸郎1、吉野 哲也2、小野里 銀児2、山崎 陽介3、久保 奈帆美4 (1.東京地下鉄(株)、2.関東分岐器(株)、3.日本製鉄(株)、4.日鉄レールウェイテクノス(株))

キーワード:トングレール、損傷抑制、列車走行シミュレーション

急曲線の多い路線で採用されている車輪踏面は、曲線通過性能向上のために車輪反フランジ側で急勾配形状となっており、他路線に比べトングレール先端で乗移っていることから、各種レール損傷発生の要因になっていると考えられる。そのため、強度の高いトングレール後端で乗移りが可能な構造を検討した。また、乗移り時、トングレールに接触している箇所の車輪踏面の勾配も大きいことから、トングレール断面を車輪踏面に合わせた形状とすることで接触圧力の軽減を図った。さらに、形状検討前後のトングレールに対し走行シミュレーションを実施し、輪重・横圧、軸箱振動加速度、面圧等の値を比較することで新形状トングレールに関する評価を行った。

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