[VI-374] 1,000m を超える超長距離水平コアボーリングの施工について
キーワード:長距離、水平、方向制御、指向性、コアボーリング、逸水
セントラルカオルーン道路は全長4.7kmの幹線道路で,両坑口を除いて片側3 車線の並列トンネルとなる.このうちホーマンティン立坑工区では,大深度立坑を建設するほか,最長1.3kmの超長距離水平コアボーリング5本を施工した.採用した方向制御技術はコアバレルと計測器に特徴があり,削孔機の機種・メーカーを問わない汎用性がある.施工中は孔位置・方位角・傾斜を測定しながら水平ボーリングを行い,必要な時だけ方向制御を行う.制御時の反応にバラツキが起こる,急激な逸水が発生するなどの問題も生じたが,線形を微修正,充填グラウト後に分岐孔を削孔するなどして解決し,香港における水平コアボーリングの最長記録を達成した.
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