令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術(4)

座長:谷口 裕史(安藤・間)

[VI-374] 1,000m を超える超長距離水平コアボーリングの施工について

〇岩田 修1、草野 孝三1 (1.西松建設 国際事業本部)

キーワード:長距離、水平、方向制御、指向性、コアボーリング、逸水

セントラルカオルーン道路は全長4.7kmの幹線道路で,両坑口を除いて片側3 車線の並列トンネルとなる.このうちホーマンティン立坑工区では,大深度立坑を建設するほか,最長1.3kmの超長距離水平コアボーリング5本を施工した.採用した方向制御技術はコアバレルと計測器に特徴があり,削孔機の機種・メーカーを問わない汎用性がある.施工中は孔位置・方位角・傾斜を測定しながら水平ボーリングを行い,必要な時だけ方向制御を行う.制御時の反応にバラツキが起こる,急激な逸水が発生するなどの問題も生じたが,線形を微修正,充填グラウト後に分岐孔を削孔するなどして解決し,香港における水平コアボーリングの最長記録を達成した.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン